電子書籍で大人気!島田佳奈先生の独占書き下ろし連載
皆さんはじめまして。(自称)引越しマニアの作家・島田佳奈です。
どのくらいマニアかといえば、過去13回もの引越しを体験しているということ。うち1回は千葉県ですが、あとはすべて家賃の高い23区内。今までかかった引越し代金の合計は、怖くて計算したくありません(笑)
引越しするにも理由はさまざま。
転勤などやむを得ない転居もあれば、単なる気分転換という方もいるでしょう。
住まいを替えるのは、人生における重要なターニングポイント。
そこで今回は、特にこれから新しい恋をしたい方に役立つ「新居に恋を呼ぶ」方法を伝授しちゃいます!
まずは、引越し先への荷造りから。
実はその前、新居を探すところにもポイントはいくつかあるのですが、当サイトを訪問されている方は、すでに引越し先が決まっている段階かと思われますので、部屋探しについては割愛します。
知りたい方は、拙著『運がよくなるお引越し』を読んでください、とさりげなくPRしてみたりして(笑)
荷造りに話を戻します。
お仕事をしながらの引越しは、荷造りの時間も限られています。そのため、細かい仕分けはつい後回しにしてしまいがち。
最低限の不要物のみを処分し、あとは全部新居へ運びこんで時間ができたときにでも……なんて思いつつ、結局「開かずのダンボール箱」が押し入れの奥にしまいこまれたりして。
だけどちょっと待って。
気分一新、引越して新しい恋をしたいのなら、身辺はキレイに。
限界まで不要なものを処分して、クリーンな気分で引越しましょうよ!
引越しは、生活をリフレッシュさせる絶好の機会。
なのに「つまらない過去」や「ストレス」まで運び込んでしまっては、何の意味もありません。
まずは、今あなたの身の回りにあるアイテムを、ちらっと眺めてみてください。
その中に、以下の条件に当てはまるものはありませんか?
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・昔の恋を思い出させてしまうもの
思わず微笑んでしまうような「いい想い出」が刻まれたものならともかく、いい別れ方をしていない彼との想い出や、未練を残している切ない想い出などは、この際、真っ先にゴミ袋へ入れてしまいましょう。
「同じものはひとつしかない」と思ってしまいがちですが、物と想い出をワンセットにすることが、そもそも過去を振り返ってしまう元凶です。
・まだ使えるが壊れているもの
「後で直そう」そう思いながら半年以上経過したものは、もうこの先二度と修理することはないでしょう。
よく考えてみてください。
その壊れたものがなくても、今日まで不自由せずに生活できたんですよね?
だから、なかなか修理にいたらなかったんじゃないですか?
あるいは、すでに代用品を持っているのではないですか?
・なんとなく捨てられないもの
引き出物でいただいた、自分の趣味に合わない食器。海外旅行のお土産にもらった、好みの色とは違うマニキュアや口紅。衝動買いしたけど結局着ていない服。サイズが合わなくなった服。ヒリヒリして肌に合わなかった高級な美容液etc……。
「いつか使うかも」いつか、っていつですか?
気に入らないものや自分に合わないものは、未来永劫必要なものではないはずです。
− − − − −
それらを基準として、荷造りのついでに持ち物を棚卸してしまいましょう。
不要かどうか、即時に判断できないものや、捨てる以外の処分方法(リサイクルショップやネットオークションで売る、友人にあげる)にするものは、引越し前に処分するのがベストですが、無理なら別の箱にまとめて新居の押し入れに一時格納しましょう。
処分については「引越してから一年以内」と区切りを付けるのがポイント。
それまでに譲渡や売買に至らなかったものは、そこまでの価値がないということなのです。
「想い出は捨てられない」を解消する、いいアイデアがあります。
それは、写真に撮って現物を処分すること。
想い出を残しておきたいだけならば、現物である必要はないはずです。
経済的に余裕があるのなら、トランクルームを借りて、そこに保管するほうが得策です。
目につくところに上記のようなものがあると、無意識にストレスが溜まります。
新居にそれらを持ちこまなければ、確実に気分がスッキリすると思いますよ☆
当然ながら、引越し屋さんの見積も、荷物が少ないほうが費用を抑えられます。
+ + + + +
もうひとつ、忘れちゃいけないのが、引越し時期ならではの出会い。
ひとり暮らしの引越しは、あなたが監督指揮を取らなければ進みません。
慣れない作業ばかりでつい余裕をなくしがちですが、このイベントをめいいっぱい謳歌しなくちゃもったいない!とあたしは思います。
まずは、あなたの回りに、引越しを手伝ってくれそうな「男手」はありませんか?
ただの男友達でもいいのですが、引越し当日の場合は新居の所在地を知られることになるので、どうせなら彼氏にしたいイケメン候補者をご指名したいところです(笑)
力仕事やメカに弱い女子には苦手な内線などの作業は、ぜひ男友達に甘えましょう。
だいじょうぶ。たいていの男子は女子に頼られることが大好きです(笑)
引越し屋さんを頼んでいるのなら、当日荷物を運んでくれる作業員にも注目。ガテン系のたくましいタイプが好みなら特に、有望株な男子と遭遇できるかも。
何事もなく無事に引越しが済んだら、次は新居周辺・地元エリアの開拓です。
同じマンションの住民。
カフェやコンビニの常連客もしくは店員。
最寄駅で同じ時間帯に通勤している人。
環境が変われば、新たな出会いはあちこちに転がっています。
あまりガツガツと恋愛目線で探すのではなく、まずは気楽に男友達を作るつもりで。
早く新しい街で快適に暮らすためにも、行きつけの店を作ったり公営の図書館を利用するなど、どんどん出歩いてみましょう。
そのためにも、地元だからと手を抜いちゃダメ!
ジャージ姿から恋は生まれませんよ(笑)
島田佳奈先生プロフィール
女豹ライター、作家。引越マニアでもある。モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SEと多彩な職業を経験したのち、 ライターに転身。奔放な恋愛経験と独自の恋愛観が、多くの読者に支持されている。
著書『「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える!』『人のオトコを奪る方法』『コントラスト』『女豹本!』『運がよくなるお引越し』 ⇒島田佳奈先生公式サイト
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